
本誓寺集合墓について
皆様には益々ご清祥にてご活躍のことと拝察しお慶び申し上げます。
また、平素より本誓寺に多大なるご尽力を賜わっておりますことに対し厚くお礼申し上げます。
2018年より、本誓寺では責任を持ってご遺骨を受け入れる態勢が必要とされていると考え、
集合墓を建立し全骨納骨の受け入れを始めました。
宗教法人である本誓寺が直接管理・運営をしており、
営利事業とは異なる形で長期的な管理を行う体制を整えております。
本誓寺集合墓は現納骨堂正面に向かいあう形で建立されています。
本誓寺集合墓では専用の納骨箱でお一人ずつご遺骨をお納めします。
また、墓じまいなどの納骨もお引き受けいたします。
詳細につきましては当寺までお問合せください。
納骨堂・集合墓 Q&A
Q1
「納骨」、「分骨」とは何ですか?
A1一般的に、火葬後のご遺骨は、大きな骨壺と小さな骨壺の二つに分けて納められることがあります。大きな骨壺には、主としてご自宅のお墓に納骨されるご遺骨が入ります。これを「納骨」といいます。
一方で、小さな骨壺は、宗派の本山である東本願寺や、各地の別院、あるいはご縁のある手次のお寺(いわゆる菩提寺)の納骨堂などに納められ、永代供養が行われます。これを「分骨」と呼びます。
ご遺族の想い、宗教的な意味合い、また地域の風習によって判断されるもので、いずれも亡き方を大切に偲び、つながりを保つ供養のかたちです。なお、両方の骨壺をご自宅のお墓に納骨される場合もあります。
一方で、小さな骨壺は、宗派の本山である東本願寺や、各地の別院、あるいはご縁のある手次のお寺(いわゆる菩提寺)の納骨堂などに納められ、永代供養が行われます。これを「分骨」と呼びます。
ご遺族の想い、宗教的な意味合い、また地域の風習によって判断されるもので、いずれも亡き方を大切に偲び、つながりを保つ供養のかたちです。なお、両方の骨壺をご自宅のお墓に納骨される場合もあります。
Q2
納骨堂とは何ですか?
A2納骨堂とは、寺院内に設けられた、ご遺骨をお預かりするための建物です。主に分骨されたお骨を納め、永代にわたって供養を行う目的で利用されます。
本誓寺では、納骨の際に「永代供養経(えいたいくようきょう)」をお勤めします。さらに、故人のご縁を大切にし、毎年春から初夏にかけて、3月下旬・4月中旬・6月上旬の合計31日間にわたり、「永代祠堂経(えいたいしどうきょう)」が厳修されます。
分骨された方やご遺族の皆さまも、どうぞお参りにお越しください。
本誓寺では、納骨の際に「永代供養経(えいたいくようきょう)」をお勤めします。さらに、故人のご縁を大切にし、毎年春から初夏にかけて、3月下旬・4月中旬・6月上旬の合計31日間にわたり、「永代祠堂経(えいたいしどうきょう)」が厳修されます。
分骨された方やご遺族の皆さまも、どうぞお参りにお越しください。
Q3
集合墓とは何ですか?
A3集合墓は、一般には合同墓・永代供養墓などとも呼ばれます。近年、社会の風潮の変化により、お墓を新しく作ることや維持していくことが困難になるという課題から生まれた制度です。
例えば、所帯を持たれたが跡継ぎがいない場合や、子どもさんが進学や就職で生活の基盤を都市部に移され地元とのご縁が薄くなった場合などのご相談をよくいただきます。
納骨堂は、分骨されたお骨を納めるための建物であり、どうしてもスペースに限りがあります。一方、集合墓は大きな骨壺と小さな骨壺の両方(全骨)を納めるための、共同の大きなお墓というイメージです。集合墓の納骨には通常納骨(33年・50年・永代)と合祀(ごうし)納骨の2種類があります。
本誓寺の集合墓は、宗教法人である本誓寺が直接管理・運営しており、営利事業とは異なる形で長期的な管理を行う体制を整えております。地域とともに歩む寺院として、今後も集合墓をお守りしてまいります。
2017年8月に建立しました集合墓ですが、当初は「伝統を揺るがす安易な選択肢になってしまわないか?」と葛藤もありましたが、実際にお骨を納められた皆さまには喜んでいただき、熱心にお参りしていただいております。現在では、お参りにお越しくださる皆さまの姿に、建立してよかったのではないかと感じることもあります。
例えば、所帯を持たれたが跡継ぎがいない場合や、子どもさんが進学や就職で生活の基盤を都市部に移され地元とのご縁が薄くなった場合などのご相談をよくいただきます。
納骨堂は、分骨されたお骨を納めるための建物であり、どうしてもスペースに限りがあります。一方、集合墓は大きな骨壺と小さな骨壺の両方(全骨)を納めるための、共同の大きなお墓というイメージです。集合墓の納骨には通常納骨(33年・50年・永代)と合祀(ごうし)納骨の2種類があります。
本誓寺の集合墓は、宗教法人である本誓寺が直接管理・運営しており、営利事業とは異なる形で長期的な管理を行う体制を整えております。地域とともに歩む寺院として、今後も集合墓をお守りしてまいります。
2017年8月に建立しました集合墓ですが、当初は「伝統を揺るがす安易な選択肢になってしまわないか?」と葛藤もありましたが、実際にお骨を納められた皆さまには喜んでいただき、熱心にお参りしていただいております。現在では、お参りにお越しくださる皆さまの姿に、建立してよかったのではないかと感じることもあります。
Q4
墓じまいを考えていますが、集合墓への納骨はできますか?
A4 「墓じまい」とは、近年急速に一般化した言葉で、墓地や手次のお寺などにあるお墓を撤去し、ご先祖のご遺骨を集合墓などにまとめて納めることを指します。
この決断に至る理由の多くは、生活の拠点が実家から離れてお墓の管理が難しくなった場合や、跡継ぎのいない方がご自身の存命中に責任をもって整理しておきたいという思いからです。
墓じまいをされた後、ご遺骨の埋葬先には法律上の制限があり、「墓地」として認可された場所に限られます。そのため、実際には集合墓や納骨堂などを選ばれる方が多く、本誓寺でもそうしたご相談を承り、集合墓へのご納骨をお引き受けしています。
ただし、墓じまいは亡くなられた方とのご縁を終わらせるものではありません。その後の供養の継続をきちんと意識し、心を込めた決断をしていただくことが大切です。
本誓寺では、集合墓に納められたご遺骨を責任をもって永代供養し、永代祠堂経をお勤めいたします。
どうか納骨された方々とのご縁を、子や孫へとつないでいただき、記憶の中で生き続ける存在として大切にしていただければと、切に願っております。
この決断に至る理由の多くは、生活の拠点が実家から離れてお墓の管理が難しくなった場合や、跡継ぎのいない方がご自身の存命中に責任をもって整理しておきたいという思いからです。
墓じまいをされた後、ご遺骨の埋葬先には法律上の制限があり、「墓地」として認可された場所に限られます。そのため、実際には集合墓や納骨堂などを選ばれる方が多く、本誓寺でもそうしたご相談を承り、集合墓へのご納骨をお引き受けしています。
ただし、墓じまいは亡くなられた方とのご縁を終わらせるものではありません。その後の供養の継続をきちんと意識し、心を込めた決断をしていただくことが大切です。
本誓寺では、集合墓に納められたご遺骨を責任をもって永代供養し、永代祠堂経をお勤めいたします。
どうか納骨された方々とのご縁を、子や孫へとつないでいただき、記憶の中で生き続ける存在として大切にしていただければと、切に願っております。
Q5
宗派や宗教に制限はありますか?
A5本誓寺の納骨堂は、宗派や宗教を問わず、どなたでもお申込みいただけます。
ただし、宗教的儀式につきましては、本誓寺が属する浄土真宗大谷派の教義と作法に則ってお勤めいたします。
すでに法名(※宗派によっては「戒名」)をお持ちの方につきましては、それぞれのご事情があることと存じますので、ご相談に応じます。
また、新たに法名を希望される方には、本誓寺より授与いたしますので、どうぞお申し出ください。
ただし、宗教的儀式につきましては、本誓寺が属する浄土真宗大谷派の教義と作法に則ってお勤めいたします。
すでに法名(※宗派によっては「戒名」)をお持ちの方につきましては、それぞれのご事情があることと存じますので、ご相談に応じます。
また、新たに法名を希望される方には、本誓寺より授与いたしますので、どうぞお申し出ください。
Q6
ペットの納骨は可能ですか?
A6本誓寺では、ペットの納骨はお引き受けしておりません。
ペットをご家族同然に大切にされ、そのように扱ってほしいというお気持ちは、私どももよく理解しております。
しかし、当寺の納骨堂や集合墓は、多くの方々のご遺骨をお預かりしている場所です。すべてのご遺族が同じようにお感じになるとは限らず、慎重な配慮が必要と考えております。
誠に申し訳ございませんが、ペットの納骨はご遠慮いただいております。
ペットをご家族同然に大切にされ、そのように扱ってほしいというお気持ちは、私どももよく理解しております。
しかし、当寺の納骨堂や集合墓は、多くの方々のご遺骨をお預かりしている場所です。すべてのご遺族が同じようにお感じになるとは限らず、慎重な配慮が必要と考えております。
誠に申し訳ございませんが、ペットの納骨はご遠慮いただいております。
Q7
生前に申し込むことはできますか?
A7 可能です。
生前にお申し込みの場合、納骨料はお申し込み時にお納めいただきます。
お預かり期間は、次のいずれかをお選びいただけます。
• 納骨された年より 33年間
• 納骨された年より 50年間
• 永代(期限なし)
また、生前に永代供養経をご希望の場合も承りますので、ご相談ください。
生前にお申し込みの場合、納骨料はお申し込み時にお納めいただきます。
お預かり期間は、次のいずれかをお選びいただけます。
• 納骨された年より 33年間
• 納骨された年より 50年間
• 永代(期限なし)
また、生前に永代供養経をご希望の場合も承りますので、ご相談ください。
Q8
集合墓に納骨後、お骨を取り出すことはできますか?
A8 集合墓のご遺骨の返却には、次の二つのケースがあります。
1.通常納骨(33年・50年・永代)
白木の納骨箱に納め、集合墓内で各期間お預かりします。
この場合は期間内であればお返しすることができます。
2.合祀納骨
ご遺骨を集合墓内地下埋葬所に納めます。
物理的に取り出すことができませんのでお返しすることができません。
どうぞご理解ください。
本誓寺集合墓利用規約
- 本誓寺集合墓は33年、50年、永代の個別納骨使用としており、土地などを分譲販売するものではございません。
納骨料をお納めいただくことにより、ご利用いただけるということです。 - 納骨堂使用に際し、納骨料をお納めいただきますが、ご利用開始の翌年より本誓寺維持管理費並び納骨堂維持管理費として年間五千円をお納めいただきます。
既にご負担いただいているご門徒様からは、いただきません。 - 納骨堂はどなたでもお申込み可能です。但し、宗教的儀式は当寺の宗派、浄土真宗大谷派の教義に則り、営みます。
- 納骨箱に記載する法名は、当派の方はそのまま以前授与された法名を記載します。
法名(※宗派によっては「戒名」)については、それぞれのご事情もあるかと存じますので、ご相談に応じます。
また、新しく法名をご希望の方は授与いたしますのでお申し出ください。 - 納骨は当寺専用の納骨箱(最大五寸の骨がめが入る)を使用し、お一人ずつお納めします。また墓じまい、複数のご遺骨にも対応致します。
- ペットなど動物の納骨をすることはできません。
- 納骨後、諸事情にて他埋葬施設への改葬も可能です。その場合、最初に納めていただいた納骨料の返金はいたしません。
また本誓寺維持管理費並びに納骨堂維持管理費の返金もございません。当寺からの改葬にあたり特別に費用は必要ございませんのでご安心ください。 - 納骨堂使用者は当寺のご門徒になるわけではございません。ご希望の方はご相談ください。
- 33年、50年の納骨期間が過ぎますと集合墓内地下埋葬場所に合祀致します。尚、納骨期間は延長することができます。
- 集合墓内地下埋葬場所に合祀したご遺骨は、お返しすることはできません。
- 墓じまいの合祀はご遺骨の量にもよりますが、お二人分は10万円、それ以上は20万円となります。
- 納骨された最初の年の8月15日午後1時30分から本堂にてお参りがございます。
墓前でのお参りは毎年8月11日午後4時00分からお勤めいたします。 - 永代供養経をご希望の方はご相談下さい。
- 生前予約される場合は、納骨料はお申込み時にお納め頂き、納骨された年より33年、50年、永代のお預かりとなります。
- 永代納骨では、個別に納骨し合祀することはありません。
- 納骨料
通常納骨(1人用) | 33年 | 30万円 |
---|---|---|
50年 | 50万円 | |
通常納骨(2人用) | 33年 | 50万円 |
50年 | 80万円 | |
永代納骨(1人用) | 永代 | 100万円 |
墓じまい(複数) お骨の量により異なります |
33年、50年 | 30万円から 80万円 |
合 祀 | 10万円 | |
墓じまいの合祀 | お二人分まで それ以上 |
10万円 20万円 |
尚、1人用、2人用納骨箱は納骨期間中であれば、ご家族のみ同納骨箱にもう1体まで追加料金10万円でお入れします。
但し、ご遺骨の量によっては骨がめからお出しして別の骨がめにお入れしたり、納骨箱に直接お入れする場合がございます。
2023/4/5